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金箔を勉強しよう!

金箔の長い歴史について、いろいろ考えてみる

金箔の長い歴史について、いろいろ考えてみる 金箔の歴史は正確にはいつから作られ始めたのか詳しいことは未だにわかっておりません。
でも、見つかっている中で一番古いものは古墳時代の装飾品が最古のものになります。
金は大昔から永遠や変わらないものを意味するものとして寺院の建築や仏像などに使用されてきました。
広く世間に知れ渡っているものでいえば、金閣寺が一番有名です。
何百年も昔に建てられたものとは思えないほど風化されていません。
今の金箔文化は中国から伝わってきたものを日本独自の技術として開発発展をしていったといわれています。
日本の金箔の中で一番有名な地域は金沢でこれには箔を作るために適していた気温や湿度、あとは水質にも恵まれていたからです。
時代が進むにつれて金は権力の象徴のような存在になり、豊臣秀吉がこよなく愛し茶室をすべて金で作ったことはとても有名です。
徳川の時代に移り変わった時、金などは政府の監視下に置かれるようになり現代のように変化していきました。
ここで今の銀行のようなものが初めて作られ金の価値が一定になりました。
それまでは一定ではないため金での売買をすることができず、まさに宝の持ち腐れでしたがこの時にやっと金を使って物の売買をすることが出来るようになりました。

金箔のあぶらとり紙の人気の秘密と選び方を知りたい

金箔のあぶらとり紙の人気の秘密と選び方を知りたい 金箔のあぶらとり紙に興味がある方にとって、購入前に気になるのはその人気がなぜあるかそして商品の選び方です。
金箔を使用したあぶらとり紙を製造したり販売しているメーカーは、京都や金沢にあります。
最初は舞子さんたちが化粧直しに箔打紙を使用したのが始まりになっています。
職人が多い京都や金沢で女が良く使用するこの化粧品を、美容効果を期待して舞子たちが使用した事から、一般の女性に口コミで広がったのが人気が出た理由になります。
自分が使用するだけでなく、お土産として購入する方が増えた事で多くの方が知るきっかけになったのです。
手ごろでありながら高級感があり、かさばらないので全国から観光に来る方がこれらの商品を探しています。
金箔は美容に効果が期待できるので、これらの商品以外に化粧水などを同じメーカーが販売しているケースが増えているのが特徴です。
最近は日本だけでなく、東南アジアを中心として世界中から注目されています。
もともと技術が確かな職人が品質を管理して製造している材料を使用しているので、幅広い年齢の方が利用できるのが特徴です。
日本古来の技術に加えて、衛生管理や品質を管理した工場で製造されている商品になっています。

金箔を使って主張をする方法とは理由について

金箔というと純金の薄い箔のことですが、食用であれば食品に使えて安全に食べられることが知られているのではないでしょうか。
食用の金箔を口にしても健康上の問題が発生しないのは、純金が極めて安定している物質で、例えば胃酸に触れても反応しないのが理由です。
また、不純物が含まれないように厳格な管理で製造されていますから、安心して口に含み飲み込むことができます。味わう為のものではないので、美味しいという感想を抱くことはありませんが、視覚的にはインパクトが大きいですから、飲食業で料理を主張したい時に使われています。
お酒に金箔を浮かべて主張するのも理由の1つで、やはり味よりも見た目や気分的な部分が大きいです。純金は塊のインゴットだと非常に高額ですが、金箔なら数千円程度で購入できます。
食用でなく更に少量であれば、1千円くらいの予算でも手に入るはずです。工芸用途でDIYなどに使えますし、飲み込んで終わる食用と違って残り続けますから、長く輝きを楽しめる意味ではお得なのではないでしょうか。

豪華な美しさや安らぎをもたらす金箔の魅力

金・銀、プラチナ・銅などの金属をごく薄く伸ばしたものを「箔」と呼び、特に代表的なものが「金箔」です。金箔が放つ光は豪華で非常に美しいですが、同時に荘厳さや安らぎをもたらしてくれる存在として建築分野や屏風、襖絵や漆器、陶磁器や織物などに使われてきました。
現在では食、美容分野などでも幅広く活用され、また建築分野では神社仏閣といった建造物に多く使用されています。これは宗教の世界では永遠の光として尊ばれているからであり、建造物以外には仏像や仏壇仏具に活かされて現在まで着々と続いています。
箔には様々な種類があり、金のみを薄く伸ばして作った24Kのものがありますが、大半は微量の銀や銅などを合わせて製箔したものが使用されます。
この合金配合率の違いによって、金箔の色味や風合いが全くことなるので、実際に種類の異なるものを見た上で用途に応じて適切なタイプを選ぶことができることも、金箔が多くの人に選ばれている魅力です。

金箔の相場は、はっきりと断定できないことが多い

金というととても高い相場で買い取りされているイメージがあります。では、金箔の場合はどうでしょうか。実は、金箔は金にくらべて買い取りをしている店が少なく、比較的買い取りが難しいという現状があります。
それは何故でしょう。大きな理由は、金がどれくらい含まれているかわかりにくいということがあります。
金箔は純金からなっているわけではなく、着色した銅の粉や他の金属の粉などが含まれていることが多くあります。
一般に、どのような比率でどのような金属が混ざっているかはまちまちです。そのため、買い取るとしても含有量を見るために精密な検査が必要になります。金の含有量が少ないと買取価格は安くなってしまいます。
一口に金箔といっても、純度がとても高いものから他の金属が多く混ざっているものまで様々です。
前者の場合は高価買取が期待できますが、後者の場合には安価であったり買い取りそのものが成立しない可能性もあります。このようなわけで、金よりも相場をはっきりさせることが難しいと言えます。

金箔を作る作業工程を見学できる方法について

金箔を作る作業工程を見学したい場合は、可能なスポットは限られます。もっとも盛んな地域としては、石川県金沢市やその周辺で、多くの金箔を製造する会社が軒を連ねています。
石川県の前身である加賀藩の前田利家が文禄2年に豊臣秀吉の命により、陣中式で装飾のある武具を作る際に作られ始めたのが始まりとされます。江戸時代に入ると政策として禁止令が出ましたが、その後もひそかに作られ続けてきました。
その後明治の時代になり工芸や民芸が発達していくに伴い、これらの文化が花開くようになったのです。お椀などの食器や、仏壇仏具でも利用されていてさらにさまざまな調度品やアクセサリーなどにも範囲は拡大していきました。
このような歴史的な背景から金沢には様々な店舗が合って、見学や体験スポットが出来るようになっていったのです。
事前に予約の手続きが必要ですが実際に職人がわずかな量に見える金から、非常に大きな面積の金箔を作る工程は圧巻です。

人々を魅了させる金箔!和菓子に使って高額販売!

金箔は様々なシーンで使用することが出来ますが、少量の金箔を使用することで華やかに見せることが可能です。和菓子の上生菓子にも稀に金箔を使用することがありますが、大量に使用すると見ている人を魅了させることが出来ないために、必ず少量にすることが大切です。
金箔には食べれない物と食べれる食用の物がありますが、お城などに使われている物は一切食べることが出来ませんが、和菓子の上生菓子に使用されている物は全てが食用の物になります。上生菓子に利用することで豪華に見えるために、不使用の物よりも多少高額で販売することが可能となっています。
ですが、全ての上生菓子に使用すると差別化をすることが出来ないために、わき役の上生菓子があるから目立つと言えるでしょう。
少量しか使わないために業者から購入する場合には、数グラムで購入することが一般的です。特に京都の和菓子屋でも良く使われていますが、これは京都独特の味の出し方と言っても良いでしょう。

金箔が使用されている家具をお手入れする方法

お仏壇など金箔が使用されている家具が自宅にあり、ホコリなど汚れが目立ってきたので掃除をしたいけれどどうやってお手入れすればいいかわからないという方は多いです。一般的なお仏壇の場合は、ホコリが被っている程度ならばはたきを使用して汚れを軽く払うだけでも汚れを落とすことができます。一週間ほどで汚れがたまってくるので、気がついた時にこまめにホコリを落とすようにしましょう。
ただし金仏壇のお手入れは取り扱いが難しいとされ、金箔が貼られている部分はホコリが付着しやすくなっているので、ついつい雑巾で拭き取ったり手で触ってしまいがちですが、この部分は非常にデリケートで手で触れると剥げてしまったり、指紋がついて取れなくなってしまう可能性があるので、基本は手で触れないようにしハタキで払うだけに抑えましょう。もし汗や皮脂がついてしまった場合には、柔らかい布で軽く乾拭きを行うことがポイントです。
細かな装飾が施されている部分などは、先の柔らかな毛筆を活用すると汚れが落としやすくなります。

色々な目的で利用できる金箔はネット通販で注文

成人式や結婚式の前撮りなどで和装を着用するときに、晴れやかな服装に合わせやすい金箔を利用したヘアスタイルが若い女性を中心に人気を集めています。金箔といえば日本の伝統的な和小物や料理に使用される素材の一つですが、実際に自分で使用しようとするとどこで購入すべきかわからないという声は少なくありません。一般的に金箔を扱っているお店は多く、装飾用タイプであれば100円ショップや量販店でも手に入りますが、時間や場所を選ばずに確実に手に入れたいならばネット通販を活用することがおすすめです。
ネット通販で商品を探す際には、手芸や工芸製品を取り扱っているショップに行けば確実に販売しているので、目的に応じてシートタイプやフレークタイプなど種類ごとに必要な商品を選んで購入するようにしましょう。基本的な選び方としては、何か希望の形を作りたいといった場合にはシートタイプが便利ですし、所々に散りばめてキラキラと輝かせたいといった目的にはフレークタイプを選ぶことがポイントとなります。

金箔を利用すれば贅沢な雰囲気を味わうことができる

金箔を利用すれば様々なシーンで贅沢な気分や雰囲気を味わうことができます。
金箔とは決してごく一部の工芸家などだけが用いるものであって、一般の人は美術館や博物館、寺院や仏閣などで鑑賞するのみというわけではありません。一般の人であっても十分簡単に手に入れることができますし活用することもできます。値段的にあり得ないのではないかと思うかもしれませんが、金は非常に薄く延ばすことができますので、箔にした製品は見た目の豪華さの割には使用している金属量は少なく、確かにそれなりの値段はするものの、とんでもない価格が付けられているわけではありません。普通の人が利用するのは工芸的な意味で用いるよりも、料理の上に散らして豪華さを演出する目的が使いやすいかもしれません。ただこの場合は金箔よりも金粉や細かくしたもののほうが適切なことも多いですし、また工芸用とは異なって食品用の製品を購入しなければ健康被害を及ぼす可能性もあります。

金箔はお料理を豪華に彩る材料にもなります

金箔は工芸用にも用いられますが、実はそれ以外にも用途があって、料理を豪華に彩る材料にもなります。
結婚式などの慶事で出される料理の一皿の上に、細かい金箔が散らされてキラキラしているのを見た経験のある人は多いでしょう。同様に、そのようなシーンで出される日本酒などの飲み物にも金箔が舞っていることがあります。いずれも見た目を非常に豪華にしてくれるアイテムで、他の何かで代替できるようなものではありません。これはレストラン等でしか扱えないものだと思っているかもしれませんが決してそうではなく、個人レベルであっても購入して使うことは可能です。
貴金属の金はかなり高価なもので、それは箔であっても変わりはありませんが、非常に薄いものですので見た目ほどには金属量は多くはなく、値段的にもリーズナブルです。ただ、料理に用いる場合にはそれ専用のものを購入する必要があって、工芸用をそのまま使うと含まれるほかの金属によって健康被害を受ける可能性もあります。

金箔を使ったアレンジ方法でオリジナルアイテムを作ろう

普段何気なく使用している物を、おしゃれにリメイクしたいという方におすすめなのが金箔を使用したアレンジ方法です。近年装飾用の金箔は、専門店以外でもネット通販で手軽に手に入る用になっており、貼り方のコツや道具が揃っていれば初心者でも気軽にオリジナルアイテムに生まれ変わらせることができます。
一般的に貼り付ける際に使用する接着剤には本漆や2液性樹脂塗料が用いられますが、初心者には扱いが難しいので市販されている専用の接着剤を使用することがおすすめです。貼り方は素地の他に専用接着剤に接着剤薄め液、溶き皿と柔らかめの毛筆、竹箸に拭き取り用の布と綿、コーティング剤を用意したら、貼り付ける素地の表面の汚れを拭き取り、接着剤を溶き皿の上で薄め液で10倍ほど薄めていきます。
薄めたものを毛筆を使用して素地に塗布したら数分放置し、揮発させて布でしっかり拭きます。次に必要な大きさにカットした金箔を竹箸でつかんで接着剤を塗布した部分に乗せて綿で上から軽く抑えたら、仕上げとして柔らかな毛筆で重なり合った部分を払い落とし、最後にコーティングをして完了です。

金箔に関するお役立ちリンク

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